義歯(入れ歯)治療
人生100年時代における義歯の重要性
日本では健康寿命が伸びるに伴い、口腔内の健康寿命にも益々関心が増えてきています。今後歯を失って義歯が必要とされることで患者さんの要望は増えていく事と思います。
通常、歯科医院では入れ歯を制作する際に歯茎の形を取り、上下の口腔内模型を作ります。その後、患者さんの顔の基準点からおおよその噛み合わせの位置を決定し入れ歯を制作します。その後入れ歯完成後に調整を繰り返して患者さんに合わせていきます。結果、多少の緩みが生まれ、調整しやすい簡素化された人工の歯を使用することが多いのです。そのような入れ歯は使用感に限度があります。
当院では沢山の患者さんのお口に調和し、周りの人に義歯だとわかないよう自然で、ストレスのない入れ歯を提供する事を心がけています。
通常、歯科医院では入れ歯を制作する際に歯茎の形を取り、上下の口腔内模型を作ります。その後、患者さんの顔の基準点からおおよその噛み合わせの位置を決定し入れ歯を制作します。その後入れ歯完成後に調整を繰り返して患者さんに合わせていきます。結果、多少の緩みが生まれ、調整しやすい簡素化された人工の歯を使用することが多いのです。そのような入れ歯は使用感に限度があります。
当院では沢山の患者さんのお口に調和し、周りの人に義歯だとわかないよう自然で、ストレスのない入れ歯を提供する事を心がけています。
当医院では使用する型取り用の材料からこだわっており、口腔内の型を取る際に疲れないような工夫をしております。型取りの際、患者さんに擬似的な口の動きをしていただき、口が機能しているときの精密な模型を作成し、その後、患者さんの入れ歯の機能を最善のものにする為にゴシックアーチ描記法とフェイスボウを行い顎の動きを反映させた義歯模型を制作しています。
その結果、製作された入れ歯は無駄な形は削ぎ落とされ、シンプルで且つ口の中に調和した形になり、より長年使用できる入れ歯を制作できます。
その結果、製作された入れ歯は無駄な形は削ぎ落とされ、シンプルで且つ口の中に調和した形になり、より長年使用できる入れ歯を制作できます。
義歯治療とは
義歯治療は、失われた歯や歯茎、あるいは顎の骨を補うために、人工的に作られた義歯を使用する治療法を指します。 具体的には、抜歯や事故、疾患などによって失った歯を補うための入れ歯やブリッジなどがあります。義歯治療には、患者さんの口腔内の状態や顎の骨の状態、義歯を使用する目的に応じて、適切な種類の義歯を選ぶ必要があります。また、義歯の装着後も、定期的なメンテナンスや清掃を行うことが重要で、咀嚼や発音機能を回復させることができ、生活の質を向上させることができます。
BPSデンチャー認定医
成城さくら歯科三鷹院は、イボクラール ビバデント社(リヒテンシュタイン公国)が開発したBPS(Biofunctional Prosthetic System)デンチャーシステムの公認を受けています。BPSデンチャーシステムは、入れ歯の製作において高い品質と快適性を提供するために設計された先進的な技術です。
理事長は、イボクラール ビバデント社が提供する専門的なトレーニングプログラムを受講し、そのトレーニングを経て公認を取得しております。このプログラムは、BPSデンチャーシステムの効果的な使用法や最新の技術について指導するものであり、今でもそのプログラムに常に積極的に参加しています。
理事長は、イボクラール ビバデント社が提供する専門的なトレーニングプログラムを受講し、そのトレーニングを経て公認を取得しております。このプログラムは、BPSデンチャーシステムの効果的な使用法や最新の技術について指導するものであり、今でもそのプログラムに常に積極的に参加しています。
精度の高い矯正治療を行うための取り組み
豊富な入れ歯の種類
当たり前ですが、患者さん一人一人同じ口腔内は存在ません。歯の形、顎の大きさ、生活環境など様々な要因がありみなさん違います。どんな状況でも患者さんの願うゴールに辿り着く様に様々な入れ歯の種類をご提供できる様にしております。BPSデンチャー、ノンクラスプデンチャー、金属床義歯、保険の入れ歯をご用意しております。患者さんのお話をよく聞き一番適切な治療を提供できる様に当院は努めております。
過去の姿を取り戻すための噛み合わせ検査
治療前に、患者さんの歯が健康であった時代の写真をお借りすることがあります。
その頃の笑顔や歯の状態を取り戻すことめざして、義歯をお作りします。噛み心地がよいだけではなく、お顔全体にフィットした、自然な見た目の義歯を実現します。そのために専用のデジタル機器を使い、かみ合わせを検査します。力のかかり具合を精密に測定し、入れ歯が適切なかみ合わせとなるように設計していきます。
事前カウンセリング
精密な入れ歯を制作するためには、精密な歯型を取る必要があります。
当院では「電動アルジネーター」という機器を使用して、型の材料を練和します。それにより、気泡が少なく変形がほとんどない、精度の高い歯型を製作することができます。
入れ歯の種類
精密義歯BPSデンチャー
「BPS」とは、Ivoclar Vivadent社が開発した生体機能的補綴システム「Biofunctional Prosthetic System」の略です。「よく噛める・痛くない・外れない・美しい」を実現する、システム化された新しい製作方法で、噛むたびに吸い付くような機能的な義歯を製作できます。
当院は、BPSデンチャー国際ライセンスを取得しています。
当院は、BPSデンチャー国際ライセンスを取得しています。
ノンクラスプデンチャー
ノンクラスプデンチャーは、その名の通り「クラスプ」という金属のバネがない部分入れ歯です。プラスチックでできた義歯床を、歯ぐきにそのまま装着できます。義歯床の部分は歯ぐきに近い色をしているため、口を開けても入れ歯だとわかりにくく、バネもないため、見た目が優れています。また、周りの歯への負担も抑えることができるというメリットもあります。
デメリットとして、クラスプがないため、噛んだときに動きやすいという点があります。
デメリットとして、クラスプがないため、噛んだときに動きやすいという点があります。
金属床義歯
金属製の義歯床の総入れ歯です。
プラスチック床に比べ、食べ物の温度を感じやすいので、お食事がおいしく感じられます。
また、金属の部分は汚れにくく、お手入れがしやすくなっています。さらに、薄くしたり曲げたりすることができ、お口の中の形に合わせて形状を調整しやすいというメリットもあります。
白金加金・チタン・コバルトクロムを使うことができます。
プラスチック床に比べ、食べ物の温度を感じやすいので、お食事がおいしく感じられます。
また、金属の部分は汚れにくく、お手入れがしやすくなっています。さらに、薄くしたり曲げたりすることができ、お口の中の形に合わせて形状を調整しやすいというメリットもあります。
白金加金・チタン・コバルトクロムを使うことができます。
保険の入れ歯
当院では費用のかかる自由診療の義歯だけではなく、保険診療の義歯にも力を入れています。
保険診療では入れ歯の材質が限定されてしまいますが、それをカバーするために入れ歯の設計や歯の型取りをしっかりと行います。歯ぐきにピッタリとフィットさせ、バネの横揺れを防ぎ、なるべく残存歯に負担がかからない入れ歯を製作します。
保険診療では入れ歯の材質が限定されてしまいますが、それをカバーするために入れ歯の設計や歯の型取りをしっかりと行います。歯ぐきにピッタリとフィットさせ、バネの横揺れを防ぎ、なるべく残存歯に負担がかからない入れ歯を製作します。
BPSデンチャーがフィットする理由
BPSデンチャーの製作過程は通常の入れ歯とは異なり、より詳細で複雑な手順が含まれます。まず、通常の入れ歯では一度の型取りで済ますところ、BPSデンチャーでは複数回の型取りが行われます。これは、静止した状態だけでなく、顎の動きや筋肉の活動などを考慮して、より正確な型を取得するためです。
さらに、患者の咬み合わせ、発音、人工歯の色や形、位置などが細部まで確認されます。この段階で患者の口腔内の状態や顎の動きを考慮し、より適切な入れ歯の形状やサイズを確保することができます。
通常の入れ歯が静止した状態でのみを考慮して製作されるのに対し、BPSデンチャーは患者の口腔内の動きや機能を想定して製作されるため、フィット性が非常に高くなります。このため、咬む、飲み込む、話すといった日常の動作を行う際に、入れ歯がズレたり外れたりすることが少なくなります。
結果として、BPSデンチャーは患者にとってより快適で、咬みやすく、痛みや不快感が少ない入れ歯となります。また、外見も美しく、自然な見た目を実現することができます。これによって、患者の生活の質を向上させることができるのです。
さらに、患者の咬み合わせ、発音、人工歯の色や形、位置などが細部まで確認されます。この段階で患者の口腔内の状態や顎の動きを考慮し、より適切な入れ歯の形状やサイズを確保することができます。
通常の入れ歯が静止した状態でのみを考慮して製作されるのに対し、BPSデンチャーは患者の口腔内の動きや機能を想定して製作されるため、フィット性が非常に高くなります。このため、咬む、飲み込む、話すといった日常の動作を行う際に、入れ歯がズレたり外れたりすることが少なくなります。
結果として、BPSデンチャーは患者にとってより快適で、咬みやすく、痛みや不快感が少ない入れ歯となります。また、外見も美しく、自然な見た目を実現することができます。これによって、患者の生活の質を向上させることができるのです。
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制作手順1
診査
顎と骨の粘膜の状態を確認します。 -
制作手順2
仮印象
顎の骨と粘膜の仮の型を取ります。 -
制作手順3
仮咬合採取
咬み合わせの仮の高さを取ります。 -
制作手順4
咬合器
模型を製作し、咬合器という機械にセットします。 -
制作手順5
個人トレー
上と下の顎と粘膜の精密な型を取ります。 -
制作手順6
機能検査
顎の動きを検査し、顎関節と顎の位置を計測します。 -
制作手順7
最終閉口機能印象
口を閉じた状態の顎と粘膜の型を取ります。咬み合わせの高さと水平的な位置も決定します。 -
制作手順8
人工歯の配列と口腔内試適
BPSテクニカルメンバー(BPS公認技工士)がBPSデンチャー用の人工歯を模型上に並べ、完成に近い状態をつくります。患者さんのお口の中で咬み合わせ、審美性、唇や頬のふくらみを確認し、一緒に調整していきます。 -
制作手順9
完成
BPSデンチャーの完成です。イボカップという特殊な方法で収縮や変形を抑えており、プラスチックの気泡や臭いもなく、変色もほとんど起こりません。 -
制作手順10
装着
完成した入れ歯を患者さんのお口にセットします。大きくお口をあけても、ずれたり外れたりせず、安定しています。